同居高齢者、朝・昼は3割が「孤食」―練馬区が調査(医療介護CBニュース)

 子や孫などと同居している高齢者の約3割が、平日に朝食や昼食を一人で食べていることが練馬区の調査で分かった。東京都が2月8日に開いた「東京都介護予防推進会議」で報告された。

【グラフの入った記事】

 練馬区は2009年度から3か年で、介護予防事業の一環として「栄養改善・口腔機能向上を目指したレシピの開発と普及事業」を実施しており、「食と健康のアンケート調査」の結果の速報値をまとめた。

 調査は09年11-12月、要支援・要介護認定を受けていない3016人に実施。1980人(うち高齢者1341人)から有効回答を得た。
 子や孫などと同居している高齢者に対し、食事を一緒に取る相手を尋ねたところ、平日の朝食で28.9%、昼食で35.3%、夕食で11.6%が一人で食事を取っていることが分かった=グラフ=。
 また、平日に主に夕食の支度をする人を尋ねたところ、「自分でつくる」が46.6%、「配偶者がつくる」が33.7%に上り、「子供がつくる」(9.9%)、「(息子の)嫁がつくる」(6.7%)を大幅に上回った。同区の担当者は「(子や孫などと)同居していながらも、高齢者が食事の支度の担い手になっている」と指摘した。

 このほか、高齢者に食品の摂取状況を質問したところ、「肉類(生鮮品、加工品含む)」と「卵(魚卵は除く)」については、「1週間に1・2回食べる」と「ほとんど食べない」を合わせた割合が、それぞれ51.8%、46.4%となり、他の食品よりも摂取されていなかった。

 同区はこうした結果を踏まえ、高齢者で摂取が進んでいない肉や卵などの動物性たんぱく質の摂取の促進や、かむ力の向上などを目指した「介護予防レシピ」を開発し、普及を進めることで高齢者の食事環境の改善につなげたい考え。また、11年度にはレシピ開発や普及事業による改善状況を把握するため、今回の調査対象者への追跡調査を行うとしている。




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8歳の姪を2度投げ落とした女起訴 水戸地検(産経新聞)

 姪(めい)を投げ落とすなどして重傷を負わせたとして、水戸地検は4日、殺人未遂の罪で茨城県桜川市池亀、無職、菊地美沙子容疑者(25)を起訴した。県内で裁判員裁判対象事件が起訴されたのは26件目。

 起訴状によると、菊地被告は平成21年9月26日午前11時ごろ、自宅に遊びに来ていた姪=当時(8)=の口や鼻を軍手をはめた両手でふさいで抱きかかえ、2階の部屋から約5メートル下のコンクリート地面に2度投げ落とした上、レンチで頭などを数回殴り、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折など全治約6カ月の重傷を負わせたとされる。

 菊地被告に対しては21年10月から精神鑑定が行われ、責任能力があると判断された。

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